2011年 04月 10日
春、薪、月水
木曜と金曜はすごい風が吹き荒れ、飛ばされそうなほどだったけど、昨日は少し静かになって、日中はぽかぽかとあったかかった。
薪で水タンクを暖めるのもやっと楽になってきた。冬は本当に辛かった。ちょっと後悔しそうになったほど。
石油を止め、薪だけにしてよかったと、今日しみじみと感じた。本気でそう思った。暮らしっぽいなと思った。自分で何かしないとお湯がないっていいなって思った。自分の行動でお水があったまる。
すごく小さかった頃の思い出に、石炭でお風呂を沸かした記憶がある。おばあちゃんの台所の奥の一段下がったところに「下のお勝手」と呼んでいた場所があって、そこに石炭を燃やすストーブみたいなのがあった。でも3歳くらいだったからはっきりとは覚えていない。その後は石油と屋根につけた太陽パネルでお水を沸かした。だから基本的には自動で、毎日お湯を沸かすために特に何か仕事をすることはなかった。
実家のパパの家は今は太陽エネルギー。余った分は電気会社に売っているから7年くらいで元が取れるとパパは言っていた。太陽熱から作られた電気の発電パネルの数値を確認するのが楽しみらしい。
私の場合、朝起きたらまず地下に行って薪タンクの灰をお掃除して、薪を燃やす。何度か地下に往復する。タンクが60度になったらもう安心。大事に使えば三日目くらいまでなんとか温かい。二日目は50度、三日目は40度弱。
今日はもうちょっと燃やしてみよう。今夜は春を祝って久々にお風呂にしようかな。今朝は大地に月の水をお返ししたし、自分にもお礼をしよっと。
by akiko-gf
| 2011-04-10 16:45
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