ちょっとお肌のこと - healthy skin -

「将来は婦人警官になりたい」と、中学生の時は思っていた。だから高校では剣道部に入った。警察学校では柔道か剣道を習うと聞いたからだ。私の実家は柔道場。だから、柔道じゃなくて剣道がやってみたかった。

でも、高校に入ったら、違う興味が湧いてきて、卒業する頃は、「ブロードウェイ・ダンサーになりたい」に変わっていた。

高校を卒業した私はすぐに社会に出たかった。自分を試したかったから。でも、パパに「一年くらい専門学校でも行けば」と言われ、娘が高卒じゃ恥ずかしいのかなと思って、まぁ、一年だけならいいかということで、私としては親孝行のつもりで調理師学校に通った。

地元の調理師学校に通いながら、週に一度、ジャズダンスのレッスンに通った。お稽古場は新宿にあった。実家のある高崎からお稽古場までは3時間くらいかかったけど、苦にはならなかった。

ある日、私が山手線に乗っていると、つやつやした白髪のすごくきれいな熟年の女性が隣りに座った。次の駅で、20代半ばと思われるOLっぽい女の人が二人乗ってきて、私たちの前に立った。私の隣のきれいなおばあさんは、その二人をちらっと見た。

次の瞬間、おばあさんが私に耳打ちをした。

「きれいなお肌を保ちたいと思うのなら、若いうちはお化粧はしないほうがいいわよ」と。

私はダンスのお稽古に行くところだったから、もちろんお化粧なんてしていなかったんだけど、素直な私はおばあさんに、「はい。ありがとう」と言った。

その後、私の人生は色々と変化し、ひょんな縁があって、外資系の化粧品会社の本社で事務の仕事をしたこともあったけど、実はお化粧はあんまり好きじゃなかった。

化粧が好きじゃない理由のひとつは、自分の顔が好きだからだと思う。
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私はパパ似。
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前にも書いたけど、夫も化粧が好きじゃなかったから、ちょうどよかった。

私が化粧をまったくしなくなったのは、スウェーデンに越してきてから。でも、去年の春までは顔に蜜蝋ベースのクリーム(グリーンフラスコ自由が丘店店長の手作りなど)とか、ヘチマ水(食品と暮らしの安全基金の事務局長が手作りしたもの)を使っていた。

今は基本的に、お顔にな~んにもつけていない。ささっと冷たいお水で洗って軽く水気を取ったら、それでおしまい。

なんで何もつけなくなったのか。それは、去年の春、日本でママとしゃべっていた時、「お年寄りの肌を見ると、おじいさんの肌の方がおばあさんの肌よりずっとすべすべしていてつやがあるんだよね」とママが言ったから。「樹木希林も何にもつけないんだって」とも教えてくれた。

それで、何事もよさそうなことは自分で実験したくなるアキコは、「よし、じゃ、私も何にもつけないことにしよう」と決めたのだった。

あの山手線のきれいなおばあさんの言葉はずっと忘れていたんだけど、お肌に何もつけなくなった時に、ふと思い出した。人間のメモリーってすごいですね。

アキコのお肌は今日もすこぶる快調で~す!
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by akiko-gf | 2007-11-21 22:03 | way of life