楽 - relief -

半身麻痺で寝たきりになったおばあちゃんは時々、「死んで早く楽になりたい。みんなに世話になって生き続けるのは辛い」と言って、睡眠薬を毎日一錠ずつ隠して貯めていたことがあった。

私を育ててくれたおばあちゃんの時代の人たちは、戦争も経験して、みんないろいろな苦労をしていたからか、人間としての深みがあったような気がする。人の気持ちを思いやり、受けとめる大きな心があったような気がする。

戦中・戦後に地球に来たパパたちの時代の人たちは、国の建て直しのために骨を折ってくれた。子どもたちの暮らしをよりよくしよう、便利にしようと・・・。人間を中心とした世界に重点を置いて生きた人たち。

私の時代のまわりの環境は、何もかもがそれなりにもう揃っていたから、おばあちゃんやパパたちが経験した苦労はほとんどなくなっていた。でも自然界との調和がだいぶ崩れてしまっていた。
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私は生きていることが苦ではなく、死んで楽になるのではなくて、生きていて「楽」を感じようと思っている。

そのために私は、自然界との調和を常に意識して、そこに重点を置いて生きているような気がする。

この地球から去る時が来るまで、生きていて「楽」を感じている人でありたい。

「楽」の持つエネルギーを振りまくように生きられたらいいなと思う。

人生はまずは楽しむものなんだから。
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植物の影が、年季の入った机にきれいな柄を作ってくれた。

毎日の小さなしあわせが私に「楽」を感じさせてくれる。

おばあちゃんの分まで「楽」して生きようと思う。パパにも私の「楽」を感じてもらえたらうれしいなと思う。
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by akiko-gf | 2008-04-26 20:30 | way of life