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生と死 - human life -

10月10日は、「世界死刑廃止デー」。

駐日欧州委員会代表部のホームページにEUと死刑と題された文書があり、私の目に留まった。

「欧州連合(EU)は、世界のあらゆる国での死刑制度の廃止を目指して活動しています。この姿勢は、いかなる罪を犯したとしても、すべての人間には生来尊厳が備わっており、その人格は不可侵であるという信念に基づいています。これは、あらゆる人に当てはまることであり、あらゆる人を守るものです。有罪が決定したテロリストも、児童や警官を殺した殺人犯も、例外ではありません。暴力の連鎖を暴力で断ち切ることはできません。生命の絶対的尊重というこの基本ルールを監視する立場にある政府も、その適用を免れることはできず、ルールを遵守しなければなりません。さもないと、このルールの信頼性と正当性は損なわれてしまいます。このように、死刑は最も基本的な人権、すなわち生命に対する権利を侵害する極めて残酷、非人道的で尊厳を冒す刑罰なのです。」

私のおじいちゃんは、刑務所の監視官をやっていたこともあったことから、小さな私に、「刑務所に入ったからって、その人が悪い人とは限らない。人には誰にも”改心”する機会が与えられているんだよ」と教えてくれた。

人間として「改心」しやすい世の中をつくっていくことは、この地球に生きる私たちみんなの役目だと私は思う。
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by akiko-gf | 2007-10-01 15:23 | way of life